Copyright (C) 高知県介護老人保健施設協議会. All Rights Reserved.
 当協議会は、高知県内30(平成30年6月1日現在)の介護老人保健施設が会員となり、それぞれの地域で、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上を目指し総合的に援助しています。 また、家族や地域の人々・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう、支援しています。

■次の役割

1.     包括的ケアサービス施設
2.     リハビリテーション施設
3.     在宅復帰施設
4.     在宅生活支援施設
5.     地域に根ざした施設

として、 機能できるよう研修事業、事例研究などのスキルアップを図るとともに 地域の方々にもご参加いただける大会(講演会)なども開催しております。
これからもよりよい施設として、ご利用いただけるよう、質的向上発展と関係職員相互の研鑚に努めてまいります。


 皆様へ

 令和4年度より高知県介護老保健施設協議会会長、(公社)全国老人保健施設協会高知県支部長を拝命いたしました、「介護老人保健施設リゾートヒルやわらぎ」の中本雅彦でございます。
 高知県は我が国の高齢者関連動向において、あらゆる側面から常に全国トップ集団に位置してきました。高齢者人口割合、少子高齢化の進展に伴う生産労働人口減少、総人口減少、高齢夫婦世帯と高齢者単身世帯の著しい増加等々、都市部を含めた日本の未来予想図を描くモデル県といえます。
 働く世代人口が減少する 一方で、75歳以上人口の増加と要介護高齢者、特に認知症を有する要介護高齢者の増加、身寄りのない人 の増加など、地域課題は明確であり、介護老人保健施設(老健施設)への期待はこれまで以上に高まってい ます。

 
 老健施設は元来在宅復帰支援・在宅支援を重要な機能として運営されてきましたが、2017年の介護保険法改正により、「居宅支援」がより一層明確に求められることとなりました。
医療介護福祉専門職(多職種)による通所・訪問・短期入所・入所サービスを提供可能とする身近な地域の中での「大規模多機能施設」といえます。
 すべての人々の最高水準の健康生活の実現(well-being)に向け、その土台となる地域包括ケアシステムの中での老健施設の役割は明確です。高知県における老健施設数は決して多くはありませんが、少数精鋭の会員施設が一つとなり、他の医療・介護施設団体や多くの職能団体、県・市町村機関、地域住民の方々と目的を一つに、「One for all All for one」の精神にて精進して参ります。
 当協議会へのご支援ご協力と、更には協働活動への取り組みを何卒よろしくお願い申し上げます。